やんばるの不動産会社日記

“やんばる”　とは

沖縄県北部地域の事をいいますが

その中でも

本物のやんばるは

大宜味村から国頭村辺りの山林のことをいいます（たぶん）。



昨日は

そのやんばるの中のやんばる

“リアルやんばる”　の

小さな集落内にある

古民家の物件調査へ行ってきました。



名護から車で約1時間半余り　

小さな集落の中に

淋しそうに・・・

ポツリ・・・と

その古民家はありました。



やんばるの古い集落内には

こういった

空家の古民家が結構あります



でも

貸しに出したり

売りに出したりすることが少ないんです




なぜだか分かりますか？

（全部が全部そうじゃありませんが）



そう

それは

お仏壇があるんです



こういった田舎で育った子供達

卒業後、

仕事を求めて中南部へ移住

そのままそこで生活します。


でそのうち

親は亡くなり

でも

生活に不便な生まれ育った故郷へは戻れないし

戻っても仕事がない

でも

生まれ育った土地と家は手放したくない・・・

で

その結果お仏壇だけ残り

盆と正月など

たまに来て線香をあげウートートー・・・

なので

売りもしないし

貸しもしないし・・・（仏壇があるので借手がいない）




ああ

話が長くなりそうなのでこの話はこの辺で・・・




で

ついでに近くのもう一件の古民家も調査

建物内の写真です


　




いいでしょ？

普通

このぐらいの築年数だとボロボロですが

この古民家

以前にリフォームしたようで

ものすごく状態が良いです



古民家の中でも特Aですね



アジのある

素敵な古民家でしたね。



さて

やはり古い集落です

私のような見慣れない怪しい者がうろうろしていると


　あい、にーさん、、、何してるね～


やっぱり出てきましたね

近所のおばーちゃんです（笑）


でもね

役場での調査よりも

おばーちゃんとユンタクしたほうが

いろんな情報が聞けていいかもしれません

楽しいしね。。。




名護へ戻る秋のやんばる路

緑が素敵ですね　（紅葉はないね）







看板も面白いですね




亀の標識もあったし



ん

あっ

タナガーグムイ




来年の夏

どこかの誰かさんが

フルチンで泳ぐって言ってましたね


誰だっかな～？？？