その地域の慣習に従って進めましょう。。。
“所有権移転登記に要する費用は
当事者協議の上 ??? の負担とする”
なんてのが
協会の不動産売買契約書第9条あたりにありますね
“所有権移転登記に要する費用”
聞き慣れない言葉だと思いますが
わかりやすく言うと
売主名義の不動産を買主名義に変更する
名義変更代の事ですね
不動産の評価額によって
その費用は変わりますから
場合によってはウン十万円なんて場合もありますね
さて
その費用負担
地方・地域によって異なりますが
ここやんばるでは“買主負担”ってのが一般的でしょうか
まあ
考えかたすれば、買主の名義にする訳ですから
買主の負担ってのがスジって考え方です
でも
中南部の場合
売主買主にて “折半” ってのが多いらしいですね
やんばるに比べて不動産の評価額が高いので
そういう慣習になったのかもしれませんね
さて
その移転登記費用の件で
以前にこんな事がありました
売主は南部の方
買主は本土の方
売買する不動産はやんばるの一戸建て
で
えー、第9条、所有権移転登記に要する費用は当事者協議の上 “買主負担” で・・・
なんて言うのが通常なんですけど
このときボクはなぜか・・・
えー、第9条、所有権移転登記に要する費用は当事者協議の上・・・・
えーっと、当事者協議の上でって書いてありますので
どちらが負担するのか協議しましょう
なんて言ってしまいました
すると買主さん
はあ? そんな事言われてもよくわかんないし・・・普通は誰が負担するの?
あっ、えーっと、うちでは買主負担ってのが多いんですけど・・・
地域によっては折半ってのもあって・・・
すると今度は売主さん
買主負担ってのが普通なの?それじゃ買主さんの負担で・・・
でまたまた買主さん
ちょっとまって、折半ってのもあるんでしょ?
んじゃ折半でお願いします
あ、、、いらんことした(汗)
“当事者協議の上で・・・”
なんて契約書には書いてありますが
売主買主さん混ぜて協議したらダメですね
それ以来
ボク的には所有権移転登記費用は “買主負担” って事でお願いしています。。。